パンフレットの解説の三回目は「加入者数の推移」です。
確定拠出年金は「DC(Defined Contribution)」もしくは「401k」とも呼ばれています 「確定拠出年金(DC)」は、公的年金に上乗せして給付を受ける私的年金のひとつで、日本の確定拠出年金制度 は2001年10月にスタートしました。米国の内国歳入法401条k項に由来し、401kとも呼ばれています。 「確定拠出年金(DC)」は、加入者自身が資産を運用し、将来の年金額はそれぞれの運用次第で変わり、掛金と その運用益との合計額をもとに金額が決まります。 また確定拠出年金には、事業主が実施する「企業型確定拠出年金」と、個人で加入する「個人型確定拠出年金」 (iDeCo)があります。
ここで、企業型DCとiDeCoの加入者数の推移をグラフでご覧ください。
企業型DCも個人型DC(iDeCo)も加入者数を年々伸ばしていることが分かります。2024年3月末で1,188万人(企業型DC 830万人とiDeCo 358万人の合計)になりました。特にiDeCoの加入者数の伸びが顕著です。誰でもiDeCoに加入できるようになったのが2017年。今まで加入できなかった公務員や専業主婦の方も加入できるようになりました。2022年に、60歳までの加入が65歳まで加入できるように改正されました。さらに、今後、iDeCoの上限金額が大きく増えそうです。会社員の方は、23,000円から62,000円に、個人事業主の方は、68,000円から75,000円になります。
確定拠出年金は、益々、注目を集めそうです。